緊急事態宣言の延長にともないミサの中止と教会施設閉鎖を継続

2020年5月6日

カトリック垂水教会 信徒の皆様

担当司祭:林 和則

緊急事態宣言の延長にともないミサの中止と教会施設閉鎖を継続

♰主の平和

昨日5日火曜日の夜、前田大司教様から第7次の「新型コロナウイルス感染症にともなう措置」の通達がFAXによって送られて参りました。以下に通達中の重要項目を抜粋、一部編集して掲載いたします。

ご存知の通り、全国一律での緊急事態宣言が5月31日まで延長され、大阪府と兵庫県は特定警戒都道府県とされています。このような状況に鑑みて、以下のようにお知らせいたします。

1. 5月31日(日)まで公開ミサは中止とします。ミサ以外の諸行事や講座などに関しては、できる限り延期または中止するようにしてください。

2. 教区主催の5月・6月の行事に関しては以下といたします。

a)5月20日(水)司祭評議会および聖香油ミサ カテドラル大聖堂にて11時より、10時からの司祭評議会に出席する司祭のみで聖香油ミサ(非公開)を行います。なお、金祝等司祭のお祝いは、後日または来年に行います。

b)5月27日(水) 月修 甲山墓参ミサ:中止

f)6月28日(日) 教区宣教司牧評議会:中止

5.公開ミサ中止期間中、大阪教区のすべての信徒に主日のミサに与る義務を免除します。各自が家庭で、聖書を朗読し祈りを捧げたり、ロザリオの祈りをしたりする時を持つように勧めます。

7.緊急事態宣言の中止等状況が変わった場合は、改めてお知らせいたします。

上記の通達に従って、緊急事態宣言が発令されている間の週日、主日のミサの中止、また聖堂、信徒会館の施錠、駐車場、遊具の使用禁止による教会の閉鎖を継続いたします。通達の全文は大阪教区のホームページ(http//www.osaka.catholic.jp)に数日中に掲載されますので、そちらをご覧ください。また主日のミサは大阪教区また東京教区(http//www.tokyo.catholic.jp)のネット中継ミサを通して与り、霊的聖体拝領をされることをお勧めします。

「聖書と典礼」を持ち帰って頂くための方法についてのお知らせ

教区の通達の5.に於きまして家庭において「聖書を朗読し祈りを捧げたり」とあり、これはこれまでの通達に於きましても毎回、勧められている大切なことです。
これをして頂くために毎週の主日のミサで配布される「聖書と典礼」はとても役に立ちます。聖書朗読箇所だけでなく、その注釈、また集会祈願などの各祈願文、共同祈願などが掲載されていて、ミサの流れに沿った祈りを捧げていくこともできるからです。ただ、皆さんがミサに来ることのできない状況では、それを配布することができません。
それで、評議会会長、典礼委員会と話し合い、以下の方法によって、可能な方々には「聖書と典礼」を持ち帰っていただくことにいたしました。

1. 教会聖堂の入り口前に4月、5月分の「聖書と典礼」を机の上に置きます。

2. 「聖書と典礼」は4月分と5月分に分けてホッチキスで綴じて、袋詰めにして箱の中に置いてあります。

3.コロナウイルス感染に配慮して、バスや電車、タクシーなどの交通機関を使用されずに、車のみにて来られる方に限定いたします。

4.駐車場が使用できませんので、車は教会入口にエンジンを切らずに停車させ、聖堂前の「聖書と典礼」を取られた後はすみやかに車に戻られて、発車させてください。

5.「聖書と典礼」の聖堂前での設置は明日7日(木)朝9時より行います。

なお、「聖書と典礼」は一部を取り置いておいて、緊急事態宣言解除後、公開ミサが始まってからも入手できるようにいたしますので、無理をしてまで取りに来られないようにお願いいたします。

毎週土曜日に発信しております聖書の朗読箇所と私の「福音のメッセージ」も続けますので、そちらも合わせて皆さんの信仰生活のためにお使いください。

以上