2020年6月12日
カトリック垂水教会 信徒の皆様
担当司祭:林 和則
6月14日(日)からのミサについて
担当司祭:林 和則
6月14日(日)からのミサについて
♰主の平和
前回、お知らせしましたように6月14日(日)から、ミサを再開たします。
ただ、今も新型コロナウイルスは死滅しておらず、行政やメディアからの発信などで感染に対する注意が呼びかけられています。そのため、教会でも3密対策を徹底したうえでミサを再開いたします。
① 密集を避けるために
主日のミサを分散して行います。以下のように、二地区ごとで三回にわたって行います。それぞれ参加者を二地区ずつに分けますので、自分の属する地区のミサに参加するようにしてください。
- 特別な事情があって、他の地区の方の車に同乗して来られる場合は運転者の方の地区のミサに参加しても構いません。
6月 | 7月 | 8月 | |
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8時半 | 舞子地区・垂水北地区 | 明舞北地区・明舞南地区 | 塩屋地区・垂水地区 |
10時 | 塩屋地区・垂水地区 | 舞子地区・垂水北地区 | 明舞北地区・明舞南地区 |
11時半 | 明舞北地区・明舞南地区 | 塩屋地区・垂水地区 | 舞子地区・垂水北地区 |
- ミサの入れ替わりの時が混雑しないために、ミサに来る時間を次のようにいたします。下記の所定の時間より前には来られないようにお願いします。
① 8時半のミサに来られる方は8時10分以降に来てください。
② 10時のミサに来られる方は9時40分以降に来てください。
③ 11時半のミサに来られる方は11時10分以降に来てください。
- 来られた方は教会敷地内での会話を避け、聖堂内で、ミサに与るために黙想し、主と向かい合う心の準備をしてください。「聖書と典礼」を用いて、当日の朗読箇所を読み、黙想することもお勧めします。
- ミサが終了しましたら、不要不急の会話、作業は避け、すみやかに帰宅するようにしてください。
- 座席は一列ずつ空けて、座ってもらいます。着席可能な場所に「聖書と典礼」を置いてありますので、そこに着席ください。
家族(特に小さなお子さん連れ)また、介助を必要とされる障がい者の方は並んで座ってもらって構いません。ただ、できるだけ密接は避けてください。 - 聖体拝領の際、間隔を開けて、マスクを着用したままで、中央に一列で並んでください。
司祭の前に出て、司祭の「キリストの御からだ」に「アーメン」と答えて、一歩、横にずれてマスクの下から、聖体拝領をしてください。
なお、高齢者や障がい者、体調の悪い方は座席でお待ちください。聖体拝領の列が終わった後、前から順に司祭が向かいます。希望される方は手を挙げてください。聖体拝領は座ったままでも構いません。座席での聖体拝領を望まれる方は一階席、できるだけ前の方に座るようにしてください。
② 密接(間近での会話や発声によって飛散する飛沫による感染)を避けるため
- ミサの中での会衆の応唱を先唱者が内陣で、一人でマイクを持って唱えます。
- 先唱者は、従来の祭壇奉仕者(8人)に交代で行ってもらいます。
- 全員で唱えるのは「アーメン」「信仰宣言」「主の祈り」だけです。その際にも小声で唱えるようにしてください。
- 「平和のあいさつ」の時は黙って、互いに頭を下げ合います。
- 「あわれみの賛歌」などのミサ聖歌および入祭の歌などの聖歌を歌いません。
先唱者と司祭で唱えます。 - 入祭、拝領、閉祭の時にはオルガンの独奏があります。
③密閉を避けます。
ミサ中、聖堂の正面、南面中央の扉を開いておきます。
その他、各自でできること
- 必ず、マスクを着用してミサに参加してください。聖体拝領の時だけマスクを外す(ずらす)ようにしてください。
- ミサに来る前に各自、検温をし、平熱でない場合、自宅でお祈りください。また体調が悪い場合も同様です。その場合、主日のミサ参加の義務は司教によって免除されています。
- アルコールティッシュ、消毒用ジェルなどを持参できる方は持参し、入堂時、聖体拝領の前などに手の消毒をお願いします。
持参できない方は入堂前に必ず、お手洗いで石鹸で手を洗うようにしてください。その際、お手洗いが密にならないように、信徒会館隣接のお手洗いなど、分散して行ってください。
以上のような対策に関しまして、ミサの式次第の流れに沿って応答箇所などを詳細に書き出した「新型ウイルス感染下にある教会でのミサ参加のガイド」を作成しました。単にウイルス対策だけでなしに、ミサの構造についての説明にもなっていて、この時期に改めてミサをより理解するための助けにもしていただきたいと思っております。
6月14日以降、聖堂受付に置いておりますので、ご自由にお持ち帰りください。
6月16日(火)より平日のミサ(火曜~土曜)も再開しますが、事情により7時30分からの開始に変更いたします。
感染時における緊急の対策のため、当初は慣れないために混乱や行き違いが生じると思います。けれども、それを責めるのではなく、自分に何ができるのかを第一に考えて、協力し合って、行動して頂きたいと思います。
ミサも声も出せず、歌も歌えずで、神への感謝を十分に表明できないために、もどかしい思いをされるかも知れません。
けれどもある意味、ミサの祈願のことば、朗読箇所の聖書のみことば、というように「ことば」に集中できると思います。その中で今まで聞き流していたかも知れなかった「ことば」に新鮮な発見があるかも知れません。
ミサのすばらしさ、その果てしもない恵みを改めて感じるチャンスであると思えます。
どのような状況の中にあっても絶えず、父なる神への信頼を失わず、前を向いて歩いて行きましょう。 祈りのうちに。