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新型コロナウイルス感染対策を継続いたします

2020年11月7日

カトリック垂水教会 信徒の皆様

担当司祭:林 和則

新型コロナウイルス感染対策を継続いたします

♰主の平和

11月5日付で前田大司教様から「新型コロナウイルス感染症にともなう措置(第9次)」がFAXで送られてまいりました。

要約いたしますと、司教協議会より「カトリック教会における新たな感染症発生時のガイドライン」が発表されたことと、感染症対策は従来通りに継続されるという二点になります。

今回は通達の全文を送りますが、その中の項目5.(ミサ参加者の名前の把握)が、垂水教会においては実施されていませんでした。指示になっていますので、代表評議委員の方がたに方法を検討して頂き、近く、実施いたします。

以下、全文。

+主の平和

11月を迎え、いよいよクリスマスの準備を始めるのも近くなりました。コロナ禍の対応に追われた一年となりましたが、教皇フランシスコ来日一周年にもなりますので、「すべてのいのちを守るため」を今一度心にとめましょう。そして、教皇様の「パンデミック後の選択」や「きょうだいの皆さん」の呼びかけに応える生活を共に致しましょう。誰もが感染症の当事者になる可能性があります。「感染症に関連した差別や排除をしない」、「ウィズコロナともに生きようクリスマス」で、コロナ終息の新年を迎えることができるように祈ります。

新型コロナウイルス感染症に関して、別紙のように司教協議会より「カトリック教会における新たな感染症発生時のガイドライン」(以下「ガイドライン」)が発表されました。このガイドラインをもとに、大阪教区として、以下のようにお知らせいたします。ただし、これはあくまで教区全体に対する勧めですので、実際にどのような対応をするかは、各小教区・施設で判断してください。

  1. 現在の状況は、ガイドライン2~3ページの「④国内における感染症の流行継続」にあたりますので、そこに書かれている点を可能な限り順守してください。秘跡に関しては、同ガイドラインの4ページ以降の「別添:新型感染症下における秘跡・典礼挙行のガイドライン」を参考に、それぞれの場所の事情に適応させて実施してください。
  2. 引き続き、主日と守るべき祝日(主の降誕の祭日と神の母聖マリアの祭日)のミサにあずかる義務は、教区内のすべての方を対象に免除します。
  3. ミサなどの集会での収容人数に関しては、ガイドラインに「社会的距離を保つ」とされています。政府や自治体の発表では、おおむね「可能なら2メートル、少なくとも1メートル」とされていますので、参考にしてください。なお、「声を出さない場合は、収容人数まで可能」とされている場合もありますが、冬季で換気が難しくなることも考慮すると、社会的距離を保ちながら「収容人数の半分程度まで」を限度にするのが適当だと思われますので、ご留意ください。
  4. ガイドラインには、「聖体を口に受けることの自粛」(3)「拝領者には、立って、手で聖体を拝領するよう協力を要請する」(p.5)とありますが、口での拝領を希望する信者のために、事前に司祭に相談の上、最後に拝領する、あるいはミサ後に別に拝領するなどの対応を可能な範囲でしていただくようお願いします。
  5. 万一感染が発生した場合に保健所の要請に応えるため、ミサや集会の参加者の情報を把握しておいてください。情報の取り扱いには注意し、後日(2週間後を目安に)破棄してください。
  6. 教会活動において新規感染者が発生した場合には、まずすみやかに保健所に通知し、指示に従ってください。次に、司牧責任者を通して教区にお知らせください。教会内外への発表は、必要に応じて教区からいたします。
  7. 誰もが感染する恐れがあります。万が一関係者が感染した場合は、本人のプライバシー保護に十分に注意するとともに、対応に関しては保健所の指示に従ってください。
  8. 最後に、長期化し終息の見通しがまだつかない状況下にあって、教会活動の様々な場面にあっての配慮を続けてくださっている関係者の皆様に心から感謝いたします。これからも、弱い立場の人たちへの配慮を優先しながら、すべてのいのちを守る新しい教会の姿を見せてまいりましょう。

*教区のお知らせ(第9次)の主要外国語版は順次ホームページに掲載いたします。

以上

「日本のカトリック教会における感染症対応ガイドライン」は枚数が多いため、教区ホームページに掲載するとともに、各機関に本日郵送いたします。

11月~12月のミサの地区ローテーション

2020/10/10

カトリック垂水教会 信徒の皆様

担当司祭:林 和則

11月~12月のミサの地区ローテーション

“♰主の平和
9月1日から10月4日(自然を愛し共生した、アシジの聖フランシスコの記念日)までの「すべてのいのちを守るための月間」は終わりましたが、その精神はこれからも大切に守っていかねばなりません。教会に於ける新型コロナウイルス感染症対策も、感染症対策にとどまらず、神が創造された「すべてのいのちを守るため」としての信仰の実践として、これからも取り組んでいきたいと思います。日本のみならず、全世界の教会と連帯し、なによりも昨年11月に日本を訪問してくださった教皇フランシスコと思いをひとつにして、この困難な状況にあっても信仰者として生きていきましょう。その信仰を生きるための命の糧となるものこそがミサです。地区別に分かれていて、時と場所は違っていても、ただひとつのキリストの体を通して、私たち垂水教会の共同体は、ひとつに結ばれるのです。