ミサ中止および教会施設を閉鎖いたします

2021年8月21日
カトリック垂水教会 信徒の皆様

担当司祭:林 和則

ミサ中止および教会施設を閉鎖いたします

♰主の平和
8月17日(火)に政府は兵庫県に緊急事態宣言を20日(金)から9月12日(日)までの期間で発令することを決定いたしました。これに関しまして前田大司教様より18日(水)付けで「新型コロナウイルス感染症にともなう措置(第15次)」の通達のFAXが送られてまいりましたので、以下に全文を掲載いたします。

 『全国的に新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続き、病床の使用率も増加しています。政府は、8月17日の発表で、先に大阪府に発令されていた緊急事態宣言を9月12日まで延長し、同時に兵庫県にも8月20日から9月12日まで緊急事態宣言を発令することが発表されました。

これに伴い大阪教区としては、9月12日まで

  • 大阪府と兵庫県については、措置第11次(4月23日付)に即して非公開ミサ(公開中止)とする
  • 和歌山県については、措置第13次(6月18日付)に即する形式で公開ミサを継続する

ことといたします。

今回の決定により御ミサへの渇望と喪失感を与えてしまうことをお許しください。何よりも皆様の健康と生命を守り、忍耐の後に長く信仰をともに歩むことが大切だと判断いたしました。どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。この試練をともに乗り越え、同時にこの試練の背後にある神のメッセージを信仰の目で見出だしていきましょう。』

以上の大司教様の決定に基づき、垂水教会では緊急事態宣言の発令中はミサを中止、聖堂、信徒会館を閉鎖します。駐車場および遊具の使用もできません。

残念ながら、またしばらく垂水教会でのミサはありませんが、少なくとも主日に配分されている聖書、福音書の朗読箇所は味わうように努力してください。そのために8月22日か9月12日までの4回の主日のミサの「聖書と典礼」を袋詰めにして聖堂玄関前に置きますので、希望する方は取りに来てください。

また、大阪教区だけでなく多くの教区また小教区においてネットまたユーチューブを使って主日のミサの中継の配信が行われています。それにあずかり、霊的聖体拝領を行うようにしてください。

ますます拡大していくコロナ禍の状況の中にあっても、希望を失わず、キリストから離れないためにも、ご自分またご家族の信仰の養成に努力してください。「塩気のなくなってしまった塩(マタイ5:13―16)」になってしまわないために祈りとみことばを味わう努力を続けるようにしてください。自分ひとりではなく、目には見えなくとも、垂水教会の信仰共同体のみんなで共に努力していることを絶えず思い起こしてください。

祈りのうちに