初 聖 体《 キリストの聖体 》
愛する子供たち、
おめでとうございます!あなたたちは皆、白い服が似合います。綺麗で、ハンサムです。 笑顔で喜んでいると思います。そして、あなたたちの両親、兄弟姉妹、親戚、そして教区共同体も同じように喜んでいます。
初聖体の子供たちにとっても、その家族にとっても、小教区の皆さんにとっても、今日は特別で、とても思い出に残る日です。ほら、いく人かの親戚がわざわざここに来て、あなたたちを誇りに思っています。 この日を特別で思い出深いものにするために、家族は写真を撮るために、カメラを持ってきました。この特別な日を写真に収めたいと考えています。 小教区のリーダたちは、あなたたちのためにカード、贈り物、花を用意しました。仲間の子供たちが力いっぱい典礼・ミサを準備しました。 確かに、あなたたちはこの日を楽しみにしているでしょう。なぜ今日、私たちは皆喜んでいるのか、そして、この日を特別で思い出深いものにするために、私たちは何を祝うかということが、私の質問です。
「私の人生で最も重要で記憶に残る日は、初聖体の日でした。」と偉大なナポレオン・ボナパルト、フランス皇帝であり偉大な戦士は言いました。先週の日曜日、講話の時に、 私の初聖体の時に撮った写真を見せました。私がどこに行っても、それを持っていくとことを覚えていると思います。その写真は、私が生まれて初めてイエスを受け入れた日を思い出させます。 だからこそ、この日は感謝と喜びの日であるべきです。
なぜ今日が、あなたたちの人生で最も喜びの日なのですか? 今日、キリストの聖体の祭日を荘厳に祝います。この祭日に、イエスの受難、死、復活を記念します。 言い換えれば、私たちが永遠の命を得るために、イエスが全ての人のために何をなさってくださったか、つまり、私たちに命を与えたことだと私たちは聖体を記念します。 この感謝の祭儀の中で、一般のパンの形で、あなたたちは初めて、キリストの聖体をいただきます。 あなたたちが食べるのは主です。 私はあなたに私の真の体、真の血を与えるとイエスは言われています。
それでは、愛する子供たちよ、ミサにあずかるたびに、イエスの聖体をいただくことができるように、清くて綺麗な心を保ちなさい。
両親、親戚、小教区の皆さん、この初聖体のために、これらの子供たちを準備してくださったことに感謝します。 今、子供たちの心の中にはイエスがいます。 特に日曜日には、いつも子供たちを教会に連れて来るようにお願いしています。 彼らと共に祈ってください。彼らに、イエスの真の弟子になるとはどういうことかを示してください。 あなたがたが本当に、子供たちに自分の信仰を自分のものにすることを望むなら、彼らが恐れることなく信仰を実践できるクリスチャンの環境を彼らに与えてください。 子供たちは、他の家族も信仰を実践しているのを見ると、自分の信仰を自分のものにする可能性が高くなります。 子供たちは、信仰が自分の家以外の場所でも生きていることを理解する必要があります。
私はこの説教をこの言葉で終わりたいと思います。 聖体は食事であり、主の準備された宴会です。 食卓は希少性ではなく、豊かさの食卓です。 排他性ではなく、おもてなしです。 冷たくなく、温かさに満ちています。 この聖体が私たちの愛と交わりへの願いを満たしますように。 そして、この聖体が、イエスがなさったこと、つまり、他人のために、ご自分を捧げることと全く同じことをすることによって、彼を記念するように求められていることを私たちに思い出させてくれますように。